ワンダースワン/アナザヘヴン〜memory of those days〜
【ゲームデータ】
メーカー:株式会社バンダイ+オメガミコット
発売日:2000年12月21日
*ワンダーゲートで早解きランキング。(サービス終了)
公式紹介ページ
【こんな人におすすめ】
・感動できる話が読みたい。
・刑事モノが好き。
・『アナザヘヴン』のファンである*。
・メル友は多いほうだ。
*筆者は他の『アナザヘヴン』を知りませんが、ゲーム自体は楽しめました。
【あらすじ】
主人公の長谷川刑事は、人体が突然発火する怪事件「パイロマニア事件」を追っている。しかし、長谷川刑事がプライベートで入っているメーリングリストのメンバーとパイロマニア事件に接点が…。それを利用して犯人に接触をはかり、相棒の夏子刑事と共に事件を解決せよ!
原作者・飯田譲治監修。また映画・テレビ版『アナザヘヴン』の登場人物も出てくる。
また、真のEDにたどり着ければ後日談のようなシナリオを遊べるようになる。このシナリオ、短いけどホノボノしている。
【自分的レビュー】
一言で言うと「シナリオが非常によい」コレにつきる。終わり。(笑)
いや、まあ、それではわかんないだろうから補足しますと、やりこむ内にだんだん楽しくなってきたというのが自分の感想。最初はなんかタルい会話が 続いていて、クソゲーか?とも思ったが、長谷川刑事がメル友に逢いに行くあたりから急激に面白くなってきた。そして「マコトって一体何なの?」という謎がムクムクと膨れ上がっていき、ついつい何度もやりこんでしまう。そのマコトの正体は真のEDを見ないと解けないのだが、これがまた涙腺がユルくなるエピソードてんこもり。ううっ。
BGMがイマイチなのとか、文字が読みにくいとか、操作性がイマイチなのを補って余りあるシナリオの良さという点からもお勧めの一作。フローチャート機能もついているので攻略のし甲斐がある。

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