ワンダースワン/TERRORS 2
【ゲームデータ】
メーカー:株式会社バンダイ
発売日:2000年12月21日
備考:ハイサウンド(ヘッドホン推奨)
*ワンダーゲート(以下WG)でエクストラ展開。(サービス終了)
公式紹介ページ
【こんな人におすすめ】
・アイドル大好き。
・そこそこのボリュームでそこそこやりこみたい。
・幽霊モノの怖い話が好きだ。
【あらすじ】
「怨霊郷」幽霊モノ。主人公の祖父の家に泊まりにきた主人公とガールフレンド。しかしその土地で次々と不思議な現象が巻き起こる。この村の過去に一体何があったのか…?謎を解き明かせ!
「闇夜」アイドルストーカーもの。主人公であるアイドル3人組につぎつぎと襲い掛かる脅威…。彼女達は自分達の身を守ることができるのだろうか? このシナリオは部分的にWG対応の箇所があり、昼につなげば昼のシーンに、夜につなげば夜のシーンになる所があった。またWGをつながないとたどり着けないEDもあった(ただし、たいした違いではないようだ)。
「黒い影」昔話モノ?。祖父の死をきっかけに不思議な体験をした主人公(女)が「そういえば昔、祖父にこんな話を聞いた」と、友人(女)に語り、その話から謎を解明していく。 このシナリオ、話自体は面白いが、昔話の部分は殆ど一本道なので読み返すのが正直ダルい。惜しい。
「X−ナイト」上記3つのシナリオを各一回以上ずつクリアすると出現。アイドル肝試しもの(何だそりゃ)。短いながら、ストーリー自体の分岐が多いのでそこそこ楽しめる。
【自分的レビュー】
設定も舞台も全く異なる3本のシナリオ+隠しシナリオが1本。「TERRORS」よりシナリオ一本あたりのボリュームをUPさせ、その分本数を減らしたつくりになっている。
前回よりさらにアイドル実写取込みに力を入れているようで、攻略本(*)の後半はアイドル写真集状態になっている(笑)。そういう部分ではターゲットユーザーが非常にハッキリしている。
全体的な印象としては、選択肢がまったく出てこないまま読み進めねばならない箇所が多く、繰り返しプレイするのが少々辛い。しかしながら、結構遊べるのでわりとお勧め。
登場人物はアイドルの実写取込みで、声も出る。ヘッドホンでプレイするのをお勧め(ヘッドホン無しだと音が割れる)。
*『TERRORS2 オフィシャルガイドブック』
本体価格:1200円(税別)B5判
発行:株式会社 双葉社

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